マクベス

Macbeth(2015 Justin Kurzel)(吉本興業 2016年5月13日)

http://www.imdb.com/title/tt2884018/

配給が吉本でびっくりだね。

シェイクスピアのマクベスです。原作は読んでない(きっぱり)(読んだ気がしてたけど、読んでなかった)


撮影監督/アダム アーカポー

マクベス/マイケル ファスベンダー
マクベス夫人/マリオン コティヤール

日本オフィシャルサイト


マクベスが魔女の預言に惑わされて王を殺して自らが王になりそして殺されます。

マクベス自身の預言は当たってほしいけど、次の王になるだろうと言われた友人のバンクォーの息子のことは当たってほしくないから、殺してしまうとか、そういう時代だったのだろうけど、ひどい話だ(日本の時代劇と同じか)

とにかく映像が綺麗。綺麗というか、最高にわたくしの好みでした。気になったので調べたところ、アーカポーさんはTrue Detectiveの撮影もした人だった。

霧に覆われたスコットランドの荒野、戦場なのに静謐なムードでスローモーションで滴る血、霧の中から現れる魔女たち。この魔女たちの衣装とメイクが素晴らしかったですね。特に顔に施されたスカリフィケーション。

最初のシーンからガッツリ雰囲気に飲み込まれる。

主演の二人がすごかった。どんどん狂っていくマクベスと、それにつれて心が離れていく夫人。自分がそそのかした殺人によって、夫が狂っていくわけだから、仕方がないのになあ…と思ってはいたけど、終盤の夫人が亡くなる直前のシーンのコティヤールの眼がすごかった。吸い込まれた。

マクベス夫人とマクダフ夫人のメイクアップが印象的だなー、あれは素敵すぎた。

運命に絡め取られていくマクベスの心の弱さ、狂気の表現がすごいよ、フェスベンダー。もう、かわいそうでしかない。

マクダフの妻(エリザベス デビッキ)と子供たちが、無実の罪をなすりつけられ追われるところで、ものすごく気持ちが入ってしまってここで泣いてしまいましたよ。デビッキもうまかったのかな…。そのあとの火あぶりのシーンとかもうひどいんだけど、それが美しいとかもうね…。

それ以外にも、亡霊としても現れる最初の少年兵の姿がすごく印象的だったなあ…。

イングランド軍に火を放たれた赤い画面とか。

ああ、もっと大きいスクリーンで観たかった。


2016/5/14 109シネマズ木場 シアター6 F列(スクリーンはまあまあサイズ、F列は前が通路なので楽チンです)

パンフレット720円。こちらも画像が綺麗。