シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

Captain America : Civil War(2016 Anthony RussoJoe Russo)(ディズニー 2016年4月29日)

http://www.imdb.com/title/tt3498820/

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ええ、まあ、初日、初回を観に行きまして、そのあと4回観てるんですけど、まだ考えがまとまらず、もう少ししたらちゃんと書こうと思います。

そういえば、検索してて気がついたんですけど、シビル・ウォーがタイトルなんですね…がーん。


とてもよくできたフェーズ3(だっけ?)の幕開けなんですけど、やっぱり、ちゃんとウィンターソルジャーの落とし前は付けてほしかったな…っていうのがね…うん。落とし前はちゃんとつけてはいるとは思うんだけど…ねえ。

エージェント カーターも全部観たし、もう一回今度は2Dで観てから書きます。

乞うご期待(えー)


というわけで、2Dでも観ました(だからって何が変わったってことはなかった)(もう少し間を置いてからもう一回観たい)ので、やっと感想を書こうと思います。まとまりなくてすみません。

書く前からアレですけど、多分長文になります。そして、完全に筋を追ってますし、盛大にネタバレしています。鑑賞後にお読みくださいです。

ちなみに私はチームキャップ派です。


音楽はウィンターソルジャーに続いてヘンリー ジャックマンだったんだけど、前の方が良かったなー。プロダクションデザインがマトリックスのオーウェン パターソン。撮影監督はトレント オパロック、ブロムカンプとのコンビの人ですね、ウインターソルジャーもこの人。字幕翻訳は林完治。


1991年、シベリアの山の中、コールドスリープに入っていたウインターソルジャーが起こされ、なんらかの暗号で操られ、任務を完了する。この任務は何度かリフレインする大事なシーン。コールドスリープから出てきたけどむっちりしているバッキー笑。ほんと予告編て何もかもバラバラにしてピースを組み替えて出してくるよね…って思いました。心から。

最初の現代のラゴスでのアクションが本当によくできていて(ツッコミどころはガスが充満してるところに、入っていったキャップが敵のガスマスクを外して相手は苦しんでもがいてるんだけど、あれ?なんであんたは平気なの?キャップっていうところくらい)とくに、ブラック ウィドウの格闘がキレッキレでかっこいい。ここでまさかのラムロウ退場とは思わなかった。びっくり。そもそも字幕では割愛されててあんまり分かりにくかったけど、最初からラムロウはキャップが来たら心中しようとしていたわけで(もう逃走はしない、集合はしない)なんという個人的な恨み。そこで彼の口から「バッキー」の名前が出たことでキャップの判断がちょっと鈍るとか…。

このラゴスでの戦闘で一般市民の犠牲がまた出たことで世界的に問題になって、ソコヴィア合意協定っていうやつを国連が発動させて、勝手に自警行為ができないようにしましょうっていってくるっていうところから、アベンジャーズが二つに分かれて戦うことになります。でも、ラゴスの11人でこうなるっていうのもなあ…ニューヨークとかの方が犠牲は大きそうなのに(この時の市民の声も否定的なものもあったよね)(ソーの時のもあったっけ)

シールドが崩壊したことで、アベンジャーズは個人の集まりになってしまっているんですね、そうだ、そうだったと気が付いた。でも、ニューヨークの時はまだシールドの仕事だったんじゃないのかな…。

かたやスタークはMITで自分が発明したトラウマ克服システム(正式名称忘れた=BARF=げろ)を発表して、MITの学生に資金を与えるなんていうことをやっていた矢先に、ソコヴィアで息子を失った女性に出会って反省を促される。それにしても、BARFの映像はびっくりするね。あの若者からRDJの声がして、確実にあの顔はRDJだったもんね。どうやってるのかな…ペギーの逆バージョン合成なのかな。

そこにこの協定(合意)が来たものだから、これに賛成することによって罪滅ぼしができるように思ったのかな…と思いました。長期的には考えてなくて、適宜変更していけばいい、できる、と思っているんですよね(耳が痛い)

これ、それぞれに身内みたいな人が賛成と反対に分かれていて、明確に意見を持っているのは他はナターシャだけのような気がしたなあ…。

そこに、ペギーの訃報が届くんだけど、ここの字幕を覚えてなくて…メールの文面もはっきり覚えていないんだけど、she died in her sleep(passedだったかなあ…)になっていて、これ、終盤のシーンでも出てくるんですよねえ…全然別のシーンで。泣き腫らしたような目のスティーヴが痛々しい葬儀のシーン。シャロンのことは前々から噂になっていたので、特別驚かなかったかな。

クリーヴランドのシーンでもそうだったんだけど、なんでジモの左足を映すんだろう。計3回は映してた。まさかの靴のプロダクトプレースメントでもあるまい。この怪しさ100%のジモ、コミックのバロン ジモとは関係ないのかな…。若いしな。元特殊部隊とか、ポテンシャルは高そう。ブリュールっていかにもなヨーロッパ感があっていいですね。ドイツ語はネイティブだし(トリリンガルなのかな…)この人は単純に復讐に燃えているだけなんですよね。アベンジャーズさえいなければ…って思ってる。

国連の会議で爆発が起きてティ チャラのお父さんティ チャカ王が亡くなるんだけど、このシーンの(とその前もだけど)ティ チャラの少年性みたいなものはなんなのか…うっかりもらい泣きをするほど、このシーンが説得力がありすぎて、後でチャドウィック ボーズマンが39歳と知ってすごくびっくりした。20代でも通りますよ。

その爆発の現場でバッキーが目撃されたということで全世界的に指名手配になるんだけど、そのころブカレストで最初に出てくるところで、プラムを選んで買っているんだけど、ルーマニア語で何か喋ってるし。お店の人と笑顔をかわしたりする余裕が隠匿生活をしているバッキーにあってよかったよね。

シャロンの流してくれた情報を元に、キャップがやってきたブカレストのバッキーの部屋は殺風景で、娯楽の類があるようではなく、ベッドの上に寝袋を置いて寝起きしているようだし、お菓子くらい食べてもいいよね…と思ったけど、これもさりげないプロダクトプレースメントなのか…もしかして。きっとすっかりキャップのことは思い出しているはずなのに、展示で見たなんて言っちゃって…キャップもそれを見抜いて嘘ついてるだろ…っていうけど、そんなやりとりを続ける暇なく特殊部隊が突入してくる…。

ここでのアクションシーンは、お互いに頼り合っている共闘という感じではないんだけど、なぜかすごく息が合ってしまっているところが、ちょっとグッときた。とくに序盤のところで、手榴弾を蹴りこんでシールドで蓋するところとか(あれ、床に穴あかないのかな?)二人でシールドに隠れた直後のキャップごと吹っ飛ばすところ、階段のシーンとか本当にいいよね。息合ってるよね。ところで、キャップの顔をかすめて床ぶん殴ってリュック取り出すシーンはちょっとドキドキした(違う?意味で)

そのあとのチェイスシーンで、バイクをひったくるバッキーがかっこよすぎた。あのシーンだけ繰り返し見たい(流出してたやつ貼っておくもう少し長く見たいんだよー)

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この後のキャップとスタークの会話の中で、いかにスタークが自分のことを第一に考えているか、いかに保身に走っているかを自ら口走ってしまうのだけど、うっかりさんだよなー。キャップはペンを返す時に「セットをバラしたくないから」っていうんだよね。これは暗喩ですか。

捕まっても、割と穏やかな顔をしているバッキーが暗号で別人になってしまうんだけど、どこかにかすかに本来のバッキーが残ってる感じがなんとも切ない感じで、ナターシャに「私のことわかるでしょ」って言われた時とか、ヘリで逃げようとした時の、ふとした拍子に見せる表情とかなんともいえんものがあった。でも、スタークのことは知らんから容赦ない(シャロンにも)でも、ナターシャはバイバイビキニの恨みしかないんじゃないかと思うんだけどなんであそこで声かけた?

ヘリのシーンはね、ただのポルノです。筋肉ポルノ。ただ、ポルノの裏にスティーヴの今度は絶対に離さないと言う気持ちがあって、それとその時のバッキーの表情とかがね、またね、泣かせますよね。見慣れてくると気持ちの入れどころを失って、ただのポルノになってしまうのが困る。

キャップは、そのままバッキーを連れて逃亡。バッキーは正気に戻って、その後再びの1991年のシーン。ここのところは若干の説明臭さがあったけど許容範囲かな…特にバッキーのセリフがなー説明調だったよねえ…もったいない。

国務長官にキャップたちを連れ戻すと約束を取り付けるスタークはここは保身とかなんだろうか…ここはキャップがいなくなられても困る…なんだろうか。やっぱり保身かな…。

ここからしばらく息抜きのようなシーンが続くんだけど、これがよくできてたと思う。バラバラに息抜きされるとこちらの集中力が続かなくなるし、ここがまったりしすぎると緊張感なくなるし。ここでスパイダーマン出したのはうまかった。しかも脚本がうまかった。トム ホランドがうまかった。

スーパーヒーローが、果たして自分のやっていることは正しいのか、なぜそれをするのか、というのは最近のヒーローもののテーマとなってるし、新しいスーパーマンのシリーズでは、常にそれでスーパーマンが悩んでいるんだけど…。ここでも、スパイダーマンのセリフに、なにもしなかった時に何か悪いことが起きたら、自分が悪いことをしたような気がするから、困っている人を助けると言っているんだけど、このセリフを聞いた時にそんなに「はっとした顔」をしないんだよね、スタークがさ。あれ、もうちょっとはっとしてほしかったかな。どっちかというと、俺と同じだな…くらいの印象だった。スタークはちょっと違うような気がするんだけど…。

その後のほっこりキスシーンは、いい溜めになっていました。これから起きる戦いの前の一息いれるところ(アントマンとの顔合わせも含めて)としても、その後のファルコンとバッキーが共闘した時に息が合うのも、あの二人がにっこりして頷いてたから、納得できる。

空港の対決は、目的が二つのチームで(というかそのリーダーで)食い違っていて、話聞けよスタークっていう感じなんだけど。多分、スタークとしてはバッキーを逃がすためにクイーンジェットに乗ったと思っているだろうし、話し合いは大事だねと思いましたよ。

このシーンは深刻な雰囲気ではなく、力くらべというかそいう感じです。ブラックパンサーだけは本気ですけど。ここで、バッキーは俺じゃないっていうんだけど、信じてもらえない。

そして、全てをアントマンに持って行かれた笑。スパイダーマンも軽口叩きながらの戦いでかなり楽しかったのだけど、アントマンのあれは卑怯。直前のカットから笑わせた上のあれだもの。

ここでのナターシャはあのずっとモヤモヤしていた感じを行動で現したとはおもうんだけど、ナターシャは逃したと思っているんだろうなあ…と思うと複雑。これから戦いに行くのだけど…。それに、ティ チャラさんも意外な攻撃を受けてその後どうなったのか気になる…。ちゃんと追っていってるしなあ…。

深刻ではなかったシーンが、うっかりミスで深刻な幕引きとなるのだけど、ここもまた、予告によってミスリードさせられてたことに気がついて、え?ってなりました。

残された人のことを気遣うバッキーとなんとかするというキャップ、それよりは目先のことのほうが大事、というところで、5人の超人セラムを投与された奴らを倒しに行くのであって、逃避行ではないのだけれど、逃避行のように見えるなあ…と思ったわけで…。ここの寂しげバッキーはいいね。陰のあるセバスチャン最高。

残された人は、またこれもミスリードさせられてた刑務所(まさかね、なんかの基地だと思っていたよ)に収監されていて、なんという酷さ。まあ、スタークも知らなかったと言ってはいるものの…ひどい。裁判もなく収監されていたわけで。

キャップとアイアンマンがガチで戦うのが、思ったところじゃなかったのが一番びっくりしたかな。ここも予告にまんまとミスリードさせられていたというか。一旦和解するなんて、それなのに、結局もっと私情だけで相まみえる事になるだなんて思わなかった。しかも、途中では5人の超人兵士たちと戦うのか…と思っていたから、その肩透かしにもびっくりした。

ここで三たび1991年の回想というか、今度は映像。その日のことという意味では、スタークが見せたその裏側も含めて4回目だな。

そして、ラストバトルのところは、初見ではまさかの腕吹っ飛びに本当にびっくりした。予告であれの直前が流れていたので、あれはアイアンマンに致命傷喰らわせるものだと思っていたから、逆でびっくりだよ。それを目にしたキャップが本気でアイアンマンを殴りにきているところ、半泣きでとどめのシールドを突き立てるところはグッときた。そして、弱ってるバッキーに肩を貸してシールドを捨てる(割と悩まずに)キャップ。ここでもスタークはカッコ悪いおじさんなのである。殺されると思っちゃったんである。

全体的に見てて思ったのは、そうなんだよね、バッキーは接近戦用の戦闘員じゃなくて(もちろんメタルアームあるし、セラムも効いてるから普通よりは強いんだろうけど)もともとスナイパー的な人だもんね、バッキーは…。銃をもたせてくれ、だけどこれで殺さないとか難しいね…。組みあったらティ チャラの方が全然強いし、もしかしたら、体力の差がなければ女の子にもやられそうだし、勝てるのはスーツ着てないおっさんだけじゃないのか…。

今回はねえ、音楽がイマイチだったなあ…。前回と同じヘンリー ジャックマンなのに、なんでだろう。前回はそれぞれ各人のテーマがはっきりとあって、それが混ざり合ってすごくいい曲になっていたのになあ…。とくにラストバトルの音楽はちょっと引くくらいドラマチックすぎた。あれはやりすぎじゃあ…。

全体としては文句の言えない作品で、すごくデキがいいと思ったし、対決だから仕方がないのだけれど、アイアンマン(スターク)の心情が描かれすぎていて、キャップ3と思えない、どっちかっていうとアベンジャーズっぽかった…。しかもアイアンマンぽくもあった…。あのヘリでのアーマーお着替えは最高に格好よかったけど。スイッチポンで何かが起動するのかと思いきや!シビれた。

もっとウィンターソルジャーの続きが見たかったんだよー!という心の叫びがあるのです。もう少し一方的な描き方をされていたらどうだったのかなー…そしたら次につなげるのが難しいのか…。

スタークのトラウマのこととかなかったら、ラストのバトルにも繋がらないから描かなくてはならないんだろうけど…。わかってるけど、物足りない。ティッシュひと箱分泣きたかった。コミックと同じ筋で、インフィニティウォーにつながる…てゆーとあれか…(←あらすじしか知らないくせに)みたいなことを考えて、勝手に泣いていた日々が懐かしい(バカすぎる)

そしてエンドクレジット後の(エンドクレジットもWSのほうが好き)コールドスリープに入るバッキーが真っ白で、心を入れ替えました感がすごい。コールドスリープに入ったら、どんどん年齢差が広がってしまうよね…ちょいちょい目が覚めてたから今はバッキーのほうが年上なのかもな…。

スタークはさっさと解析して左腕を作ってくださいね。でもあのメタル感は好きなのでそのままでお願いします。中の人は大変だけど、次作でも潤滑剤使ってください笑。

Your Left Hand is Freeが二回流れるのは、単にそういう契約(全コーラス流さないなら使わせない)なんだとは思うんですけど、左というだけで意味深ですよね。と思いきや、これはスパイダーマンのところでかかったことを忘れてはなりません。そして、この曲は君の左手の指には指輪がないね、でも右の手は男の手に繋がれてる。だけど気をつけて、その男の右手は銃に手を伸ばしてる…というようなリリックだそうです。でもスパイダーマンにはあんまり関係ないよねえ…なんでこの曲だったのか…。全体的に今回音楽が謎。

スパイダーマン ホームカミング楽しみですね!特にきれい(ありえないほど魅力的な)なメイおばさんが!ダウニーとマリサ トメイは同世代だね。いい感じのきれいさ(というか、セクシーさ。最後の「タフガイ♥」てとこすごくいい。イケてるおばさんて感じ)です。


2016/4/28 TOHOシネマズ新宿 スクリーン10 IMAX3D J列
2016/4/29 109シネマズ木場 スクリーン2 IMAX3D L列
2016/4/30 TOHOシネマズ日本橋 スクリーン8 3D G列
2016/5/1 109シネマズ木場 スクリーン2 IMAX3D M列
2016/5/2 109シネマズ木場 スクリーン2 IMAX3D L列
2016/5/4 新宿ピカデリー スクリーン1 2D J列
2016/5/8 109シネマズ木場 IMAX3D L列
2016/5/14 109シネマズ木場 IMAX3D L列
2016/5/21 ユナイテッドシネマ豊洲 2D スクリーン2 D列
2016/5/29 TOHOシネマズ新宿 IMAX3D スクリーン10 F列(足元楽だけどちょっと近いから疲れる)
2016/6/1. TOHOシネマズ新宿 2D スクリーン11 F列

パンフレットは関連作を知るのによし、グッズの通販によしです(多すぎ)820円