白鯨との闘い

In The Heart of The Sea(2015年 Ron Howard ワーナーブラザーズ)

http://www.imdb.com/title/tt1390411/

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 出演者どーんっていうのが好きな人がどこかにいるらしい。

もっと白鯨と闘いまくる映画なのかと思ってました。邦題に引きずられすぎたか、予告に引きずられすぎたか。

メルヴィルの「白鯨」の元になった話の映画です。思っていたよりも人間ドラマだった。白鯨は読んでない。そして、白鯨といえばウォーリアー、くらいなわたしです。

石油が出てくるまではクジラの頭の脂がランプなんかに使われていたんですね。アメリカ、ニューイングランドのケープコッドの先にあるナンタケット島は鯨漁の中心地(っていうのか?)で、そこから鯨漁に出た人たちの話です。

日本の鯨漁とは違って(たぶん)脂だけとって脂だけ持ち帰るというやつのようです。

船は木製だし帆船だし、銛で突くような漁の時代。実際のところ、えーっこんなに小さい船で鯨捕まえるの?まじか?っていう感じです。

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時代は下ってメルヴィル(ベン・ウィショー)が巨大な鯨の話を聞くためにトーマス・ニッカーソン(ブレンダン・グリーソン)を尋ねるところから映画は始まります。渋りながらも話し始めたのは、30年前の漁の話。トーマスが初めて漁に出た時の話でした。今まで誰にも話したことのない話、それを次の作品にしようとしているメルヴィルがお金を積んで話してもらおうとするんですが、何か後ろ暗いところがある様子のトーマスが重い口を開くんですが…。

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オーウェン・チェイス(クリス・ヘムズワース)は鯨漁船に乗る人、一度漁に出たら1年くらい帰らない。奥さん(シャーロット・ライリー)が妊娠してるんだけど出産を待たずに出航することになります。船長として次の漁は出航できるはずだったのに、町の名士の息子ジョージ・ポラード(ベンジャミン・ウォーカー)が船長となり、チェイスは一等航海士として新米船長を助けることになるんですが、これがまた仲が悪い。エゴのぶつかり合いで、すぐに暗雲立ち込める。

ポラードはいきなり嵐に突っ込むとか本当にダメ船長っぷりがすごい。失敗したら人のせい、責任なんて考えない。おぼっちゃま気質丸出しです。それに対して、腕一本でのし上がってきたようなチェイスは、全く逆で船員からも人望厚く、海のこともよく知っているし、腕っ節も強く身のこなしも軽いし、漁のこともよくわかっている。二等航海士のマシュー(キリアン・マーフィー)とはずっと一緒に漁をしてきた仲間で、仲がいい。

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孤児のトーマス(トム・ホランド)はそんなチェイスにちょっと憧れてる。トム・ホランドって、ジェイミー・ベルに似てる気がする…。

近海にはもう鯨がいなくなってるんですね、きっと乱獲したんだろうな。それで、寄港地で聞いた鯨がいっぱいいるところに行こうとするんですね、そこには怪物がいるということも聞いてたんだけど、手ぶらで帰れないし、とりあえず行ってみると…。

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ポラードの従兄弟、ヘンリー(フランク・ディラン)も乗船しているんだけど、こいつがちょっとやな感じだなーと思っていたんだけど、最後の最後でちょっとこうなるのかな…と思っててその通りだったから、ちょっとかわいそうだった。見た目はちょっと好き。

メルヴィルが全部話を聞き終わって、創作意欲がモリモリでワクワクしながら帰るところで、地中から油が出た!びっくりだね!って話をしていて、これで捕鯨はしなくなるのかな…と思った。ナンタケットバスケットって有名よね。鯨と関係あるのかな?ナンタケットといえば、娘たちのための狩りと釣りの手引き(メリッサバンクス)にも出てこなかったっけ?(話全然関係ない)

飛び出す系の3Dじゃなくて奥行き系の3Dでした。最初の方は俺も船酔いするかと思った…。

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パンフレット読んで知ったんだけど、これはヘムズワースの持ち込みなんですね、ヘムズワースってただの筋肉なだけの人じゃあないんだなあ…って毎回思っているような気がするな、ごめんな、クリス。20キロくらい痩せたんでしたっけ?ビルドしている時は重すぎるからかもしれないけど、すごいね。最初のところから少し落とし気味ですもんね。これくらいの方が似合ってる気はするけどな(軒並みビルドしている人にケチをつけている俺)

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キリアン・マーフィーの出番が少な目だったかなー、もうちょっとあるのかと思っていたけど。キリアンだけじゃないけど、特に極限状態になった時に色っぽくなってたなあ…みんなおしなべて色っぽくなってたけどあれはなんなんだろう。

パンフレット読んで、もしかしてキリアンマーフィーって共演者たらしなのかな…って思った。しらんけど。


2016/01/16 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10 3D I列

パンフレットは薄く見えるけど中の紙が薄いやつなだけで十分な情報量でした。全部いい紙だとコストかかるから、これくらいでいいです。720円。