Kingsman the secret service

キングスマン(2015 マシュー・ヴォーン)

http://www.imdb.com/title/tt2802144/

image

キングスマンとは私設諜報機関であるよ

なんらかのドラマがありそうで、そこにはないような、かすかな残り香だけがあるだけのようなアクションドリブンな作品でした。そして、過去のスパイ映画のパロディのような作品のような気もします。

オープニングタイトルがちょっと変わってて面白いです。ぼろぼろ落ちてきたレンガがクレジットになっていくヤツ。レンガといっても英国のレンガでないのも意外なところ。

コリン・ファースが初っぱなからがっつりアクション決めまくりで、この人ってこんなに動ける人なんだ!という驚き。なんとなく静の俳優だと思っていたので。スーツの着こなしはさすがです。

image
image

キングスマンは欠員ができてから次のメンバーを育てるのだけど、その時にハリー(ファース)が推薦しようとしたのがエグジー(ターロン・エガートン)でした。彼の父親はかつての研修生で作戦で皆のために犠牲になって死んだ人。奥さんだったエグジーのママは、今では界隈を牛耳るギャングのボスの彼女となっていて、昔の面影はない(でも、お前の母ちゃんイカすな、みたいなレベルは保っている)エグジー自身もその辺のごろつきと変わりない。

image

このブルゾン笑。

ハリーはなぜかそのエグジーに才能を見いだして(小さい頃から監視はしていて、身体能力などには突出したものがあったみたい)研修に連れて行くのだけど、そこには数人の他の候補もいて、研修でふるい落としていくといった塩梅。

研修生には嫌な意地悪チームがいたり、女子がいたりするんだけれど、結局最後の三人にエグジーは選ばれます。

image

訓練の一環です。JBかわいい。

とにかく、国や政治にまったく縛られない機関であるから、秘密が守れるかどうかっていうのがどうやら一番大事らしい。

こういうグッズとか楽しい。

image
image

ハリーのオフィス。何かある(やる)と一面に載ります。

image

後半のエグジーはスーツ姿もキマってます。

そして、今回のヴィランは地球を守るために人類を殺そうとする、血を見るのが大嫌いなヴァレンタインという大金持ちでこれがサミュエル・L・ジャクソンです。アヴェンジャーズで人々を守ろうとしているのに、こちらでは大量殺戮最高!モードです。カラフルでスポーティな服にキャップ、アディダスのスニーカーで軽口叩きっぱなし。

image

そうそう、みんながマクドナルド食べたくなる理由は、ハリーがヴァレンタインに近づくために高額の寄付をして夕食に呼ばれたときにサーブされるのがマクドナルドだからなんですね。その前にもエグジーがマックのバイトだったみたいな会話も出てくるのだけれど。

そして、エージェントのバックアップであるマーリン(マーク・ストロング)がなかなかいい味を出していました。すごく有能で冷徹なのかと思いきやこの映画にそういう人は1人もいないわけで、有能ではあるけれどもシャレの分る頼れるおっさんでした。

image

有能なハッカーでありパイロットでもあった。

それから両足が義足のお姉さん、ガゼル(ソフィア・ブテラ)はなんだかもったいない使い方だったような気がするんだけどなあ…あれだけキャラ立ちした見た目なんだけど、性格付けとか全くない感じで…それは要求しない映画と思えばそうなんだけど…。

image

ギャグがテッド並みなところが随所にあり。場内失笑と爆笑に包まれる。

最後の方の爆発は笑った。併せた音楽もよかったね、

image

全体的に、女性目線で見ると失格すぎる(最後の王女のオチの部分も含めて、お母さんの立ち位置とか、衛星撃ったランスロットのまとめ方がおざなりだったり…)MMFR見たあとだと、この監督バカか?と思うけど、そういう監督だった…のでいいです。何も言うまい。これはこれでバカとして楽しむヤツです。

もうちょっとね、こういうイメージ(アメコミ的なスカッとした感じ)を予想してたんだけど(キックアスだし)(ぁ、キックアスだからか)

image

スカッとするところまででもなかったなあ…という感想です。あともうちょっと丁寧に作ってくれてたらなあ…惜しいなあっていう感じですか。共闘もなかったしねえ…。共闘するのかと思ってすごく楽しみにしてたけど。

追記

エンドロール見てて、アレ?マークハミルなんて出てた?ってなって調べたらあのゲスい教授だった…。まったく気がつかなかったわ…。


2015/09/13 TOHOシネマズ新宿 スクリーン9 TCX L列