The Counselor

悪の法則(リドリー スコット)
http://www.imdb.com/title/tt2193215/

なんでこんな邦題なんだろう…と思っていたけど、全部見終わったら、こうするかもな…という気はした。

主人公(マイケル ファスベンダー)は恋人(ペネロペ クルス)を愛する弁護士(カウンセラー)依頼人(ライナー=ハビエム バルデム)は悪そうなやつである。それより悪そうなのはそれの愛人?嫁(マルキナ=キャメロン ディアス)である。麻薬の密輸とかしてるわけですよ、桁違いの金持ち。チーターペットにしちゃってる。メイクもチーターぽいし、背中にチーター模様の墨入れてるし…。

なんか、言葉で説明するとわかりやすいけど、すごくわかりにくくしてるのかな?ていうところがあった。カットアップ多用していて、説明があんまりない。登場人物もあんまり自己紹介しないし、説明してくれない。でも、細かいところで微に入細を穿った説明をしてくれるのが、すごい謎の脚本。ダイヤモンドとか、ボリートとか、こんなに尺を採る必要あるのかしらというくらいに。マルキナとライナーの車の話も…。

四角いダイヤモンドとか、普通の人は替えないよ。

そんな指輪のためにヤバイ仕事に足を踏み入れたのかな…動機は弱い。

まともな弁護士には見えないファスベンダー。

軽い気持ち?だったのかもしれないけど、自体はどんどんヤバイ方に転がっていく。

バイクのシーンはすごく象徴的に宣伝にも使われてたし、冒頭もそこから始まるんだけど、案外あっさりしてた。バイカー(グリーン ホーネット)の人はかっこよかったね。全身墨入。

マルキナとローラ(カウンセラーの恋人)の描き方の対比がすごい。ローラが地味すぎる笑。

なんかどんくさい。

ブラピが長髪髭で出てくるんだけど、このブラピはカッコいいブラピ。終始ウエスターンな装いもよかったですよ。まあ、最期はアレだけれども。

いろんな伏線が張られてて、終盤にはどんどん回収されていくのはとてもよかった。

批評家に人気がないのは(特に脚本が)やっぱり、変な映画だから。なんだろう、カット割が変なのかなあ…。

思っていたよりもアクション部分ではなく、話のそこに流れているもののどす黒さとか、そういうやつがすごく思索的というか哲学的というかそういう感じでよかったです。暗い画面はリドスコ得意ですからね。

スナッフムービーのくだりで、ニューロマンサーを思い出しました。

2015.2.1 スターチャンネル