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her/世界でただひとつの彼女

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邦題蛇足すぎる。

新宿ピカデリー スクリーン6 I列の端っこ

6月28日に日本公開ということで、実はインフライトで2回みたんだけど、答え合わせ(字幕で)のために観に行きました。これ別に大画面でみなくては!という部分は夜景ぐらいしかないかなと思います。もっとプライベートぽい空間で見るのもおすすめ。このスクリーン6も結構小さめでした。

「マルコヴィッチの穴」「アダプテーション」の奇才スパイク・ジョーンズ監督が、「かいじゅうたちのいるところ」以来4年ぶりに手がけた長編作品。近未来 のロサンゼルスを舞台に、携帯電話の音声アシスタントに恋心を抱いた男を描いたラブストーリー。他人の代わりに思いを伝える手紙を書く代筆ライターのセオ ドアは、長年連れ添った妻と別れ、傷心の日々を送っていた。そんな時、コンピューターや携帯電話から発せられる人工知能OS「サマンサ」の個性的で魅力的 な声にひかれ、次第に“彼女”と過ごす時間に幸せを感じるようになる。主人公セオドア役は「ザ・マスター」のホアキン・フェニックス。サマンサの声をス カーレット・ヨハンソンが担当した。ジョーンズ監督が長編では初めて単独で脚本も手がけ、第86回アカデミー賞で脚本賞を受賞。映画.com

スカーレット・ヨハンソンの声がすべてです。

ホアキン・フェニックスの目の色が素敵です。

ルーニー・マーラが可愛いです。ふぁっきんぐきるゆー!て言ってるのは、ちょっと面白かったです。

OSインストールの時のコンピューターさんが淡々としすぎてておかしい。

生まれたばかりでなんでも吸収するサマンサと、くたびれた離婚調停中の中年セオドアの、いわゆるプラトニックラブ。セオドアは最強のロマンチストで、ロマンチストだから陥ってしまうのかなあという気がします。ちょっと考えれば、いいのにね笑。考えたらお話にならないけど。

ボードウォーク散歩したり、ビーチに連れて行ったり、同僚とダブルデートしたり、山にホリデーに行ったり…いちいち素敵なんだけどなあ…。これは恋愛の最初の方だから、なのか。確かにキャサリンとの思い出も素敵なことが多いもんなあ。基本ロマンチストだから。

Moon Songは泣いてしまうね。カレンOが作った曲なんだけど、なんかのインタビュー(スパイクの)で30分くらいでできちゃった曲って書いてあったけど、そ の感じもいい。多分もう筋が分ってたからだろうけど、歌詞をつけよう、っていうところからもう目頭熱くなってきちゃうのよ。

OSはどんどん賢くなっていって、とうとう存在についてまで考えてしまい、包括する大きなモノになってしまいそうになるんだよね。アイデアとしてはギブスンのAiが自我を持ったときと同じ感じ。そうなるともう、セオドアの手に負えるものではないし…。

セオドアだって最初の頃、エロサイトに行ったり、紹介された女の人に会ったりしているときの雰囲気とは変わってくるんだけどさ、やっぱりOSとは進化のスピードが違うよ。紹介されて会う人はなんか、典型的な結婚ゴール型の人であんな人とならうまくいかなくていいよ「キモイCreepy」ていわれても、大丈夫!とか思いましたけど。オリヴィア・ワイルドは可愛いけどさ。

なんとなく、観ながらBeginners(ユアン・マクレガーの)をずっと思い出してた。なんとなくテーマ的なモノが似ているのかな…。女の子の方が熱しやすく冷めやすいというか、いろいろ考えるし、成長の度合いが違うというか、そういうところ。男って単細胞ね!みたいな。

これを見終わると、ああ、やっぱり普通のリレーションシップ以外のリレーションシップは存在しないのかなー…とか思ってしまうね(ネタバレかな、これ?)

それでも、自分のことを全部知っていてでも実在しない、異性(または自分の性の対象となる性)のOSがあったら欲しいよなあ…。エイミーはOSとBFFになってしまうんだけど、それもなんか分る。一番の悪友になる可能性があるよなあ…。

エエイミーといえば、セオドアがエイミーじゃなくてキャサリンと結婚したこととか、エイミーとは長く友人でいられることとかなんかの解決策になるのかな?って気もするな。エイミーの旦那もたいがいだけれども…。