アウトバーン

CollideEran Creevy 2016)(アスミック・エース 2016年6月10日)

http://www.imdb.com/title/tt2126235/

image

豪華なキャストを良い意味で無駄遣い

日本が世界最速公開だとか(確かどこかの映画祭で上映されていたのを読んだことがあるような気がする)(アメリカは8月公開)で、早速見に行きましたけど、スクリーンがちっさかった。ニコラスに気を取られていたけど、プロデュースにジョエル シルバーの名前があった。音楽はクラブミュージックのアゲアゲ。


撮影監督/エド ワイルド(エンドオブキングダムLondon Has Fallenの撮影監督もやってるらしい)

ちょっとしたチンピラ ケイシー/ニコラス ホルト
ドイツで自分探し中 ジュリエット/フェリシティ ジョーンズ
常にガンギマリのギャング親分ゲラン/ベン キングスレー
もっと悪いやつハーゲン/アンソニー ホプキンス
字幕/風間綾平


蓋を開けてみたら、ニコラスアイドル映画でした(褒めてる)

ドイツでチンピラしているケイシーがある夜クラブであったジュリエットに夢中になってしまい、足を洗いますが、ひょんなことでジュリエットの大病が発覚してしまい、その治療のために一攫千金を狙うという話です。

アウトバーンで高級車を乗りつぶしながら走りまくるというのは若干広告に偽りありなところがあって、基本はジュリエットに恋をしたチンピラ野郎のケイシーの男気を見せてくれるラブストリーに大俳優たちが絡んで面白くしてくれるという代物であって、カーチェイスだけを期待していくとちょっとがっかりするかもしれません。実際に乗り潰される高級っぽい車は1台で、大破するのはファミリータイプのワゴンですし。

クラブでジュリエットをナンパするあたりとか、ちょっとスキンズのトニーを思い出させるような雰囲気です。

image

ファッションも独特すぎてこの人が出てくると気が散ってしまっていけない(いい意味で)

チンピラ稼業の時にお世話になっていた親分のゲランがまた、すごいやつでしてね。常に何かでガンギマリ、オンナと映画が大好きで、ケイシーのことをバート レイノルズと呼ぶし、相棒のことはトラボルタだし…。

そのゲランが元締めであるハーゲンに取引を有利にして欲しいと頼んだところ、鼻で笑われるという案件があって、そこにいいタイミングでケイシーが戻ってきたために、ハーゲンの取引を横取りしようという計画を実行するに至るのですが、計画はほぼケイシーが一人で考えたのか。すごいぞ。

しかも、この計画、最後の最後でドンデンあるよ。ケイシー天才。

シトロエンが大破するのがほぼ中盤、ここがクライマックスかと思っていたから(映画はここから始まって遡る)びっくり。

そのあと何台か高級車を乗り継ぎますが、特に大破しません。えー。

ガゾリンスタンドのシーンで、ハーゲンとケイシーが対峙するところは緊張感あり、ちょっとした笑いあり。

ものすごく大金が動く取引だったのだけど、結局はお子様用トランクに入る程度の金額に(500万ユーロだっけ)(500ユーロ札ってすごいね)、それも25万ユーロだけくれればあとはいらないって。とにかくジュリエットのことだけしか考えていないという潔さ。ラブストーリーだね。

とにかくですね、ケイシーが頭の回転が良すぎて降参です。

なんていうか、久しぶりにこんなに屈折していない作品を見たなという感じです。まったく主人公やその周りが危なげがなく、相棒君も生きてて、ちゃんと分け前ももらえるとか、悪いやつは死ぬか捕まるかで、安心して観れるおとぎ話だった。

image

ジュリエットが本当に添え物なだけだったのがちょっとがっかりだったなあ…今っぽくないっていうか…。最初に出てきた頃はわりと食えない女っぽさがあったのに…。フェリシティ ジョーンズだからなんかやってくれるんじゃ…って思いながら観てた。雑だなーと思ったのは、しばらく(1年とか)付き合っているという設定なのだけど、見た目がね、ほとんど変わらないのです。

image

ニコラス ホルトの美しい瞳はたいへんごちそうさまでした。なんどもクローズアップがあります。

image
image

ちょうど大人になりきった感じでいいですね、ヘタレ男子の片鱗を残しつつのひとまわり身体もビルドされてる感じで。

相棒がなかなかいい感じだなあ…と思っていたのだけど(全然話を聞かないとか、飄々としてて)ベンハーに出るらしいですね。

image

写真は主にここからもらってきています。(全米公開前だからまったく情報なくて泣く)


2016/6/10 TOHOシネマズ新宿 スクリーン8 F列(スクリーン小さい)