二ツ星の料理人

BurntJohn Wells 2015)(KADOKAWA 2016年6月11日)

http://www.imdb.com/title/tt2503944/

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不良シェフが三ツ星めざします

ダニエル ブリュールを観るために行ったようなもんですが、蓋を開けてみればシエナ ミラーばっかり見てました。ははは。
わたくし、あんまりブラッドリー クーパーを素敵!って思ったことがなくて、残念ながら今回もあんまり素敵だなあ…ってならなかったのだよねえ。


Cinematographer/Adriano Goldman

脛に傷持つ二ツ星シェフ アダム/ブラッドリー クーパー
腐れ縁の給仕長 トニー(多分お金持ち)/ダニエル ブリュール
腕が確かなシングルマザーシェフ エレーヌ/シエナ ミラー
パリ時代の仲間1 ミシェル/オマール シー
パリ時代の仲間2出所したばっかりのマックス/リッカルド スカマルチョ
ライバルシェフ リース/マシュー リス


アダムが牡蠣を剥く、100万個剥いたので、シェフとして復活することにして、ロンドンに向かい、トニーんちのレストランに押しかけ、難癖をつけて料理長に自分をねじ込む。なんて傲慢で自分勝手な人だろう。このシェフのモデルがゴードン ラムゼイ(名前しか知らない)。

このアダムが人間として成長していく姿を追うというストーリーです。

完璧でなければ気に入らず、激昂して料理を皿ごとひっくり返し、投げ、どこかに行ってしまう。それでも、周りが放っておかないのだから本当に才能があるんだろうなあ。でも、私はどうしてもこの人のことも好きになれず、なんでなんで…って思いながら観ていたので、あんまり入り込めず、どちらかというと表面的なものばかりを見ることに終始していました。

割とテンポが早く、ちょっとぼやぼやしていると置いて行かれるかもしれない。キャラクターが多すぎて(しかもなんだか豪華=エマ トンプソンのお医者さんとか、批評家のウマ サーマンとか)すごくごちゃごちゃしてたと思うんだよね。

美しく盛り付けられた料理は、お腹が空いてたらやばいくらいに美味しそう。

そして、アダムがスカウトする女性シェフのエレーヌが本当にタイプすぎて、わーかわいいこの服かわいい、この髪型かわいいわー…となっていました。バカですね。でも、本当に好みのタイプでした。耳の後ろのナイフのタトゥーとか、腕のナイフのタトゥーとか、ダラダラのTシャツにスキニーにマーチンとかもう、かわいいかわいい。シルバーのスリップドレスもめちゃかわいい。

タトゥーしてる人がすごくいっぱい出てきて、興味津々。こういうのって、メイクさんなのか、衣装さんなのか。

ただ、終盤に勝手に三ツ星が取れなかったと思い込んで死ぬ死ぬいいだしたところは、ちょっとグッときました。あれは、アダム自身がというよりはリースのすごく大人な態度がよかったのかなあ…と思っています。リース自身は店をめちゃくちゃにするほど怒ったこともあるんだけどな。

アダムは本当に周りに助けまくられている。

そして、大事なトニー、ダニエル ブリュールはうまかった。どうにもならないアダムに対する気持ち、報われない気持ちをうまいこと出してくれてて、よかったですね。シャツたたみながら匂い嗅ぐとか、シャワーしてるのをチラッとだけ見る、半裸に戸惑うなどなど。そして最後のキスされるとことか。トニーはアダムの才能にも惚れているからなあ。

理解力が足りなかったのか、アン マリー(アリシア ヴィキャンダー)って必要だったのかな…迷惑かけた師匠シェフの娘で、形見のナイフを届けてくれたけど…。

そして、ミシェルには騙された。本当に全く疑わなかったよ。あれはよかった。

もう少しどこかにポイントをおいて見られるような作りだったらよかったのかなあ。


2016/6/12 新宿ピカデリー シアター6 D列(D列は前が空いてて快適だけど、ちょっと見づらかった。GとかHくらいがいいのかな…)