LUCY

LUCY/ルーシー(2014)

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知らない韓国人マフィアにおなかにドラッグ詰められて、どこかで何かを間違って中国人(台湾人?)におなか蹴られたらなかみが身体に回ってしまい、覚醒してしまったのです、私がすべてになります。

あれ、オチまで書いてしまった。

最初に出てくるただのチャラい娘から、覚醒するところで顔が変わるのうまいですよ。夜通し遊んだ朝にアイシャドウが目頭にたまってたり細かいところが良くできてる。ちゃらちゃらしたお姉ちゃんのルーシーがマジでビビっているところもすごくうまい。スカーレット・ヨハンソンは、基本的にうまいと思います。

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ルーシーの場面と最初平行してノーマン博士(モーガン・フリーマン)の講義が続くんですが、これ最後までこの調子で説明調だったらどうしよう…とか思ったけど大丈夫でした。

アクションあり、カーチェイスあり、超能力あり、ちょっとしたサイエンスありのSFなんですけど、すっかり風呂敷広げすぎてどうするのか、途中で心配になりました。

でもね、途中から、そうね、40%くらいの力が持てたところで、この力をなぜこの後使わない?っていうちょっとしたツッコミどころがどんどん出てきちゃうんですよ。ちょっと早いうちから色々できすぎるんじゃないかなあ…。

チェ・ミンシクは完全に役どころとしてゲイリー・オールドマンでした。なんか雰囲気も似てた。簡単に人を殺すし。

面白かったのは、韓国語や中国語の会話部分にまったく字幕が出ないのですよ。最後のところでは出るんですけど。あれは韓国語/中国語が分ると一段と面白いのかもしれないですね。特に韓国語は多いから。

それにしても、なんで届け先に届かないで台湾にいるままなんでしょうね…。空港にたどり着けなかったくだりをちゃんとやってほしかった。

これは、ベッソンの独特のあれかもしれんけど、構図に工夫がないよね笑。クローズアップ(しかも顔だけの)は多すぎるし、センターに目標を置いて放射状に何かが広がるシーンが多すぎてあとからあれ?ってなる(デジャブ感覚というか…え? もしかして狙ってるの?)

カーチェイスは車酔いするから気をつけて!

モーガン・フリーマンの無駄遣いっていう声もあるようだけど、この人最近こんな形でしか出ないよね、オブザーバー的な、自分は動かないっていうか胸から上の演技っていうか(全身映っているけど)

刑事さんが最後まで死なないのは、意味があるけれど、途中で自分でも言っているように一緒に行動する意味あるか? てなりますよね。一人でできるじゃん? て。あれは描きたいシーンがあったからとしか言えません。というかまあ、この映画全体がシーンありきで作られているような気がしてなりませんね。そこがこの映画のいいところであり、がんばりすぎちゃった感を醸し出すところでもありますね。

カットインとかもさあ、なんていうの、陳腐なんですよ。わざとかもしれないけど…。何かと陳腐なところがあってですね、ラストとかも…。オマージュ?みたいなさあ…。白い部屋とかさあ…。やり尽くされたオマージュ満載なんですよねえ。10年前に斬新だったもの(マトリックスとか…マトリックスで白い部屋は2001年オマージュでは?といわれているのにまた使ってる…みたいな)が再び使われている感じです。だから、VFXの技術的には何にも斬新ではないし、理論的にも斬新ではないんです。でも、なんか観てよかったと思います。別にカネ返せとかは全然思いません、負け惜しみでなくて。ただなんとなく、すがすがしいやられ感w。

最後に締めるのはデーモン・アルバーンのSister Rust。

https://itunes.apple.com/jp/album/lucy-soundtrack-from-motion/id900258685?l=en

この曲だけほしいのに、この曲だけアルバムオンリーとかどんな商売上手…。

これ、24時間以内に起きたことってことですよね。そのスピード感みたいなのはいいと思いました。次々と何か起きるので。XX%っていうテロップはいらなかったよね(特番でも同じ事やっちゃったのは失敗だよなあ…)

覚醒したとしても、回線速度が追いつかないのでは…ということに関しては回線速度さえも自由になるので…という無双設定で説明がつくんですね、そうでした。ははは。どんなツッコミも歯が立たない笑。

私は気がつかなかったけど、カーチェイスの終盤でおじいちゃんが新聞読んでるんですけど、そこにパシリムの広告が出てたそうです。おじいちゃんの呑気さに気圧されておじいちゃんの顔ばっかり見てたから気がつかなかった…オンデマンド始まったらも一回見よう(劇場には二回目はないという意味で)

CPH4っていう胎児が飛躍的に成長するときに母親から供給される物質を化学的に合成したもの、っていう設定なのだけれど、それが覚醒するって事でドラッ グとして売れると思うマフィアがすごいと思います。試すときは結晶は砕いてから吸った方がいいと思いますけれども…。

それを過剰摂取したから覚醒しすぎちゃうよというお話しなんですが。自分に合った環境がなくなると生命 体は不死を選ぶからこうなるっていう話なんだけれども、ほんとにこれでいいのか…。というね、SFというよりも、これまた寓話的なものだと思いましょう。そうしたら、ファンタジーとして楽しめます。

そうそう、書き忘れていたけど、スカーレットはすべてになるのは二回目ですよね。herでのサマンサも、すべてを内包する何か大きいものになってしまったし…。次はエイリアンになるそうなので、それも楽しみです。

http://youtu.be/5nvqW0rUayo

スタッフ

監督・脚本: リュック・ベッソン
オリジナルスコア: エリック・セラ
個人的にはリンド=タット(おなかに埋めた人なのかな、単に作戦部長なのかな)のムダなブリティッシュ感がよかったです。
そういえば、いろんなところで言い尽くされてるけど、サムソンのプロダクトプレイスメントがすごかったですね。ソニーもやるから、別になんとも思わないっちゃ思わないけど、ビデオとかもあるんだなーって、思いました。
どうでもいいことだけど、始まる前に本作のCMやるのってなんかおかしいですよね。あんまり意味ないのに…→TOHOシネマズ
2014/08/29 TOHOシネマズ日本橋7番スクリーンTCX F列

CATWOMAN

キャットウーマン(2004)

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シネマトゥデイ

化粧品会社のデザイナーですが、ある日新製品の秘密を知ってしまい殺されますが、エジプトの猫神のおかげで生き返ります。なんで死んだのかを突き止めようとします。

まったくイケてない。キャットウーマンのコスチュームは露出が多くてはいけないと思うのですよ。クビまでぴっちりしているか、そこをファスナーであけてるか程度で、袖もなきゃいけないし、ヘソ出しとか…w。それに、露出が多い割にぴったり感が足りなすぎる。ピチピチ感とでもいいますか…。ブラが浮いてる感じなんですよ。これはいただけない。ぽっちが見えるくらいじゃないとダメですよ(フェチ)

そもそもデザイナーがそんなダサい私服なわけはない。ということで、ダサさの中にもセンスが感じられないので、この映画の衣装担当は本当にダメだと思います。ハル・ベリーは悪くない。これは衣装さんのせいだ。

それから、2004年の作品にしてはCGがいけてないんだよねー。

話のテンポも悪いし、いらんシークエンスとかもあるような気がしました。

というわけで、これは見なくてもいいコスチュームもの、以上です(途中から早送りした)

ベンジャミン・ブラットは素敵です。

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2014/08/17

How Do You Know

幸せの始まりは(2011年)

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人生をソフトボールに捧げてきて、オリンピックにも出場しましたが30過ぎてクビになりました。野球選手とつきあい始めましたが、セックスの相性は抜群ですが、どうもうまくいきません。そこに大企業のおぼっちゃんを友だちが紹介してきたので会ってみましたが、これもまたなんだがなーで困っています。

とはいえ、ラブコメにおぼっちゃまのお父さん(ジャック・ニコルソン)を絡めてきているので割と飽きません。

安定のオーウェン・ウィルソン。脳筋の野球選手を好演。

私にとってリース・ウィザースプーンは嫌味もないけれどもたいして感情移入もできないタイプです。理由は分りません。

今回は、ポール・ラッドになんとなく肩入れしてみていました。同僚の妊婦アニー(キャスリーン・ハーン)が良かったです。

2014/08/15

Love and Other Drug

ラブ&ドラッグ(2010)

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シネマトゥデイ

この映画のドラッグは危険じゃない方のやつです。

ジェイク・ギレンホールが好きなんで、録画して見ましたよ。

でも、思ってたのと全然違った。

日本のポスターはもっとポップな感じのやつです。でも、話のイメージとか全体のトーンからいうとあのポスターは全然合っていませんね。

ちょっと悪さしたら会社をクビになったので、ファイザーのMRになるべくがんばりました。ちょうどバイアグラの発売と重なってイケイケになりました。でも、好きな人はパーキンソン病のファーストステージです。まあ、病院でナンパしたので、分っていたことですけれどもね。

最初は、ドラッグイコール悪い薬(ヤク)のことと思っていたので、どこでこの人の悪さが出てくるのか…と思いながら観ていましたが、なかなかそうならず、アン・ハサウェイもジェイク・ギレンホールも、全裸で演技していました。

マギー(アン・ハサウェイ)は若年性のパーキンソン病で、最初はジェイミー(ジェイク・ギレンホール)とのことは遊びだと思っていました。というか、お互いに遊びよね、と思っていたのです。

見ている方も、そうだろうと思いながら観ていると思いますが、だんだん、あれ、これもしかして最後は泣かすやつ?と思いましたら、その通りでした。

元々は、原作?があってそれはファイザーに勤めていた人の手記で、恋愛パートのないものだったようです。つまり、プロザックのイーライ・リリーに押され気味だったファイザーが盛り返してバブルになるところの話。

これがアザー・ドラッグの部分です。

ラブのパートはオリジナルで、後半はそっちが主になっていきます。

恋愛パートの書き方は結構王道だと思います。くっつく、別れる、くっつく、別れる…みたいなの。そこに不治の病が絡んでくるというやつです。

アン・ハサウェイは大変きれいですね。そして惜しげもない感じです。この人おっぱいとか平気ですね、基本的に。ジェイクもね、全裸とか平気なタイプですね。なので、肌色率高いです。

笑えるところもちょいちょいあるので、鬱展開にはなりません、特にジェイミーの弟、鬱になりそうなのはこいつなんだけど、なりません。

見ても損はないと思いますが、なんかちょっと長かった。もっときゅっと縮めることは可能かと思います。

マギーの家がちょっと素敵でしたね。ヒッピーぽいけど、今っぽい。ヒップスターな感じです。

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2014/08/15

My Sister’s Keeper

私の中のあなた(2004)

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邦題はおかしいと思います。これだと別の結末を想像するもんね。

スタッフ

一見幸せそうな家族ですが、いろいろ問題を抱えていました。お姉さんは血液のがんで、私は彼女を救うために遺伝子操作で生まれてきました。ある日、両親を相手に訴訟を起こすことにしました。

主人公であるところのアナちゃん(アビゲイル・ブレスリン)が、いい子すぎて可愛すぎるのが、とても現実とは思えませんが、実話だそうです。現実も可愛いかどうかは知りません。

お兄ちゃん(エヴァン・エリンソン)もいるのですが、失読症です。ママ(キャメロン・ディアス)が関心あるのは白血病のお姉ちゃん(ソフィア・ヴァジリーヴァ)だけのようです。お父さんは消防士で、この一家、おかしくなっているのはどうもお母さんだけのようなんです。お母さんの妹も、毎日通ってくれていて尽くしてくれているんですけど、この人もすごくいい人。当の本人、お姉ちゃんも本当にいい子なんですよ。そりゃあ思うようにならずにキレることもあるけれども。

いい人だらけなんだけど、お母さんはちょっとおかしいんです、娘が直ると信じて疑わない。

娘が自分は醜いから(化学療法で髪がないし)外に出て人にじろじろ見られたくないから外に出ないといえば、自分が坊主になってみせる。え?それ別にうれしいか?って思いましたね。そういうことじゃあないだろう。話としてはそのあと外出するから、お話し的には府に落ちてるのかもしれないけど。

お母さんがもともと敏腕弁護士であったというのも、訴訟の準備段階で分ります。キャリアを捨てて、子供の世話をしたという風にいわれていたんだけど、そういうことだったのか、という感じです。

アナちゃんがお金を集めて、訪ねていくのは、CMにもでている弁護士のところです。両親を訴えて移植手術をやめさせたいというのでした。

ところどころ、回想を挟みながら話は進んでいきます。こんなことがあったというのを思い出すとそれが話の本筋になっていくというような割とオーソドックスな回想シーンです。

その中でも、私が好きだわー、と思ったのが、お姉ちゃんの初恋です。マジ切ないよ。

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まだ髪がある頃のお姉ちゃんとテイラー君がデート中

これはお姉ちゃんがスクラップブック(これも話を進めるために役に立っている)を作っていて、それを見ながら思いだしているシーンもあるんだけど、ちょいちょい出てくる。相手のテイラー君(トーマス・デッカー)というのが、いけてるんです。化学療法のせいで坊主で眉なしなんですけど、それに黒い服で完全にゴスっぽいんです。それでいて、誠実であって、なんか、ゴスやエモの女の子の憧れって感じです。実際に中の人がアイドルっぽい感じでもあるけれども(←サラ・コナークロニクルズのジョン役だったらしい)この子と出会えたのは、本当によかったですよね。

本当に、この家族の救いはお父さんだと思います。

お父さんがお母さんと同じようになってしまったり、お母さんと仲が悪くなって家に帰らないようになってしまったりしてたら、今頃完全に崩壊していると思います。でも、お父さんが、娘の声を聞いてやり、息子にも優しく接してあげる(決して威圧的ではなく、寄り添う感じなんですよ)のが素敵だなあと思ったわけです。もちろんお母さんにも優しくしてあげるし、ちゃんと寄り添っているんです、相当懐深いですよね。

現実はどうだったのか分らないけどさ。

実は訴訟をアナちゃんに頼んだのは、とうのお姉ちゃん本人なんですけど、これは最後の法廷のシーンで明かされます。この法廷のシーンはなかなかグッときます。

その敏腕弁護士のアレック・ボールドウィンもいいです。儲かるはずのない訴訟を引き受けてあげる、アナちゃん700ドルしか用意できていないのに。

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弁護士さんと介助犬のわんこ(ジャッジって名前なの)

最終的には、みんなの願い?がかなった体になるので、これはハッピーエンドなんだと思います。原作と違う!とかいっている人もいるので、原作は違うんでしょうけど、つまり、現実とは違うんでしょうけど、お話しとしてはまとまっているし、いいと思います。

2014/08/14

The Fifth Element

フィフスエレメント(1997)

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監督:リュック・ベッソン

製作:パトリス・ルドゥー

脚本:リュック・ベッソンロバート・マーク・ケイメン

撮影:ティエリー・アルボガスト

衣裳:ジャン=ポール・ゴルチェ

音楽:エリック・セラ

ブルース・ウィリス
ゲイリー・オールドマン
イアン・ホルム
ミラ・ジョヴォヴィッチ
クリス・タッカー
ルーク・ペリー
ブライオン・ジェームズ
タイニー・リスター・Jr

allcinema

軍を辞めて半年、タクシー運転手としても詰んできたある日、屋根をぶち破って美女が降ってきました。

私、この映画、一度もみていませんでした。SFが好きだ好きだといいながら、一度もです。なんとなく、当時の風潮からおしゃれSFみたいな感じでしたので、後回し後回しののうちにどうでもいいか…となっていたんですね。

古き良きSFの最後の作品という気がします。エイリアンなどはすべてかぶり物、CGもそんなに使われておらず、セットも完全に作られています。

今だったら、セットも骨格だけはあるけど、動きは全部CGにしてしまいそう。

聞いたところによると、ベッソンはこの映画を作りたいがために資金を確保するためにレオンを書いたのだとか。ヒットしたおかげでこれが作れたのかな。

だいたいがコメディタッチで進みます。

10年代にある博士が謎解きしすぎたので、世界を守る石をエイリアンに引き上げられてしまいます。このエイリアンはいいエイリアン。もっそりした動きが可愛いです。

ピンチの時は帰ってくるから、と言い残して宇宙に行ってしまってから300年。悪い奴らが襲ってきます。どうやらそいつらも石が欲しいようです。

しかし、悪い奴らに狙われて、いいエイリアンが襲われて壊滅してしまいます。残されたのは一人の手のみ。

それを再生技術を使って再生します。300年前はなんらかの棺のようなものに入れられていたようですが、装置から出てきたのは美女でした。

待て、一人残ったのは分ったが、それが5番目の物質とは分らないのでは?

といった細かいことは突っ込んでも仕方ありません。そういう映画です。

しかしながら、この頃のミラ・ジョヴォヴィッチ、めっちゃ可愛い。わけ分かんない言語を喋ってる姿がめっちゃ可愛い。

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チキンを二羽食らうリールー

でも再生されて出てきた途端なのに、打ち身っぽいのが脚にあったのはどうにかしようよ、と思いました。これを消すくらいのことはこの頃でもできたはずですよ。

後半は狂言回しがルビー・ロッド(クリス・タッカー)に渡されて、ルビーの実況?で話が進みます。このルビーがちょっと面白い。これは、衣装がゴルチェだから、すごくいいです。

ゴルチェの衣装は全体的にすごくいいですね。あの人は制服っぽいのも得意ですし、宇宙ぽいのも得意だから、ちょうどいい。

宇宙の歌姫も着ぐるみだった。今だったら絶対モーションキャプチャで全CGにすると思うわー。

どこまでゴルチェなんだろう…。エイリアン的なものは違うのかな…。

プロップもいちいち可愛かったりしますね。

書類は基本透明とか、シャトルの機内がカプセルホテルとか…。

忘れちゃいけないのは、武器商人のゾーグ(ゲイリー・オールドマン)、この髪型、よく分らない頭の装飾、かなりキています。彼の飼ってるペット?もいいです、小さいぬめぬめしたファンシーカラーの象?

武器商人とはいえ若干詐欺師的な…。何度あけても空っぽの箱、というところとか、もうなんか漫画っぽかった。

結局、リールー(ミラ)とコーベン(ブルース)が、お互い好きになっちゃうんですけどね。それも世界平和の鍵だったりする。

そういった意味では、テーマはすごく普遍的なんじゃないでしょうか。

とにかく、出てくる女の子が全部可愛すぎる。

当時めっちゃ注目してたモデルのイブ・サルヴァイルもチラッとでてるし…。

とにかくみんな可愛い。これはゴルチェの紹介かしら…。モデル事務所が全面バックアップって感じ。

そして、ブレードランナーのレオン・コワルスキーことブライオン・ジェームスが将軍役で出ています。おじいちゃんになってるけど、あのぼそぼそした感じとかちょっと足りない感じは健在です。

それぞれのキャラもたってるし、いいですよね。再生技術の技師とか。声だけだけどお母さんも。

まあ、娯楽作品としては面白いと思います。何も残りませんけど。

2014/08/14

BATTLE:LA

世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011)

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スタッフ
監督: ジョナサン・リーベスマン
脚本: クリストファー・バートリニー
撮影: ルーカス・エトリン
音楽: ブライアン・タイラー
キャスト
アーロン・エッカート
ブリジット・モイナハン
ミシェル・ロドリゲス
マイケル・ペーニャ
Ne-Yo

シネマトゥデイ

この間の戦闘で部下を失ってとことんやる気なくしたので引退しようと思ってたら、エイリアンが攻めてきたので、出動することになりました。

一回テレビで放送しているときにちょっと見てみたら、面白かったので、録画して見ました。

エイリアンは空域も制圧して、どうにも軍の勝算はありませんが、ナンツさんたちの小隊は警察署に閉じ込められている民間人を救助に行きます。

アーロン・エッカートが海兵隊の二等軍曹ナンツさんです。小隊を率いるのが新人のマルチネスさん、マルチネスさんのことはナンツさんは知らないわけではないようです。訓練とかで一緒だったんでしょうか。

マルチネスさんは、そんなわけで新人なのでいろいろ難儀しますが、そこは百戦錬磨的なナンツさんが助けます。助けられると逆に自分のふがいなさを思い知らされてちょっとぐれます。

もうね、2時間全然休むところがないんです。ずっと戦闘。これは国をまもるぜイエー!っていう映画なんです。しかも大統領とかもあんまり関係なくて、目線が常に戦場。自己犠牲とか、そういうのが繰り返されるんです。民間人でさえ自己犠牲でエイリアンに銃を向けるんです。

SFという形ではあるけれども、もっと泥臭い、埃にまみれて、疲労の限界を超えて戦う人たちなんですよ。それを賞賛している映画。

でも、イヤな感じは特にしませんけどね。

ただ、すごく疲れます。

途中で民間人の救助は成功して、終わるかと思いきや、思いついちゃったナンツさんが敵の司令部を壊滅しようとヘリから降りると、小隊のみんなが続けて降りてくるんですよ、人望厚い。こういう人は人望厚いよね、という割と紋切り型ではあるけれども…。ここね、ちょっとおかしいんです、夜にヘリから降りて、地下に潜って司令部探して地下から上がってくると昼間なの。アレ?って。なんの説明もなく続きますけど、戦闘が。

世界に先駆けて母艦を倒すんですよ、アメリカ海兵隊が。ナンツさんの小隊なんですけど。それで更に士気が上がって…みたいな、これでおわりじゃない感が更に疲れます。

ミシェル・ロドリゲスが海軍の生き残りの技師なんですけど、この人がいいですね。男らしい笑。小隊の紅一点なんだけど、男らしい。

2014/08/14

Ruby Sparks

ルビー・スパークス(2012/ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス)

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小説書いたら女の子が実体化しました。

天才小説家のカルヴィンはなかなか2作目が書けないので、カウンセラーに相談したら、夢に出て来た女の子について書けば?と言われてその通りにしたら、スラスラ書けちゃって、お兄ちゃんに見せたら、お前の女性観はお子ちゃまだな、と言われます。

お兄ちゃんが、わりと普通すぎる人なのに、弟はなんでこんなに感性が豊かなのか…。という感じですが、天才なんてそんなもんですかね。デビュー作がバカ売れして、映画化までされようとしているのに、お父さんを亡くして、彼女にふられて、引きこもって、スランプで、のび太なんです。

herの感想の中にルビー・スパークスと似てる(テーマが)と言われてて、ちょうどWOWOWでやってたので、見たら、なんとなく言いたいことはわかるけど、ちょっと違うね、って感じでした。

どっちもファンタジーではあるけどね。

ルビーは本当に可愛くてですね、これは日本人もすきなんじゃないかな?キュートな不思議ちゃんぽい感じ。いわゆるアメリカ人的なナイスバディではなく、華奢でおっぱいなくて、セックスアピールがない感じ。おしゃれですしね。カラータイツカラータイツ。

ルビー役のゾーイ・カザンはエリア・カザンの孫で脚本も書いているので、ただのキュートな不思議ちゃんではないんですけどね。

のび太だけど、カルヴィン役のポール・ダノはゾーイの彼氏で、ちょっとベン・カーティス似なんです。なんか、こう、現実は賢い芸術的なカポーて感じ。

人付き合いの距離感とか、そういうのが苦手なんだよね、カルヴィンは、だから、ルビーとママの家に行った時も、引きこもってしまう。わー、ものすごく親近感おぼえるわー。

お話書いて実体化するなんて、素敵だなーって、俺は普通に思ってしまったんだけどね。

でも、思い通りになりすぎるのなんて、ダメなんだ!と映画は言っています。

カルヴィンのママが、新しいダンナと住んでいる家がすごいんですよ、なんというか、ヒッピーって感じで、ツリーハウスとかあるし。また、新しいダンナがアントニオ・バンデラスなんですよ、最初わかんないけど。この人がまた、カルヴィンの対極にあるような人。ママはね、素敵なんです。堅物?ぽい典型的なアメリカンのお父さんが亡くなってモートとつきあうようになってから、ヒッピーになって、全然違う人みたい。チノパンでゴルフしてたような人が…。

カルヴィンみたいな人が周りに一人もいないんですよね。これ自体がファンタジー。

カルヴィンに嫉妬している作家のラングドンも自信満々なタイプだしね。

ルビーが実体化してから、またしても小説を書かなくなっちゃう。ルビーが自分のせいかな?と思い始めて、一人の時間を作るようになると、束縛したくなって、書き直す。今度はベタベタで離れなくなる。結局、何をしても思い通りにならない。

まあ、そういうことを言いたかったんでしょう。自由になったルビーは、さらに魅力的だったわけですし。

オフィシャルサイトに、彼の手でどんどん魅力的になるって書いてあるけど、それはないです。自立しているところで魅力が増していくだけです、そうじゃなかったら、この映画のテーマ台無し。

カルヴィンはこのことで成長するんです。最後のこの経験を小説にした作品の朗読でそれがわかるんだけど。朗読している姿も、すごく堂々としているしね。

(どうでもいいですけど)あらすじを貼るのをやめてスタッフ/キャストを貼ってみました。シネマトゥデイのリンクがそのまんま持ってこれたので捗るかと思って(自分的に)

WOWOWを録画したのを2014年8月9日に見ました。

The Last Emperor

ラストエンペラー(1987年/ベルナルド・ベルトルッチ

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4時間完全版とかいうのをCSでやってたので録画して見ました(2014/08/02)

画質もそんなによくなくて、カットされた場面はまあ、いらないからカットされたんだろうなあという冗長な感じでしかなかったので、がんばって観ました。

これ、劇場公開時にレイトショーで観てて、すごい印象に残ってるんです。連れ(イケメン)が大泣きしてたんで笑。まあ、公開時に生まれてない人も読んでると思うけど…。

中国最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の生涯をみっちり、3歳から死ぬまでを描いた映画です。溥儀役は4人。

ジョン・ローンが絶頂的に美しかった時に辮髪からおじいちゃんまでやってます。声がマイルドっていうか、ちょっと鼻にかかるような声でいいですよね。

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ちっさくなければ、ハリウッドでもいけたのにね、残念。バランスも東洋人らしいしね(背が大きくなくても手足長ければ…)

私は3人目の子役が好きですね。薄幸な感じが出てるから。シュッとしてるし。その前二人の子役は似ていて、この3番目とジョン・ローンは雰囲気寄せてますね。全員同じ雰囲気にできなかったのかな…。と、最初の頃から思っていました。

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キーワードはopen the door! どこにあっても扉を目の前で閉ざされる運命なんだよね。お母さんが亡くなった時のは、切なかった。お母さん、乳母絡みがいちいち切ないですね。

少年期にかなり切ない思いをするわけですよ、生活はものすごく贅沢なんだけど、心が満たされないというか。その反動でなんとか満たされようとしてあさっての方向に行ってしまうんですよね。それで戦犯となるわけです。

戦 犯として収監されるところから始まって、回想という形で戴冠から紫禁城を追い出されるまでが展開されます。そして、実際の時系列では収監されてから共産 党に教育されて解放され、市井の人として生活してなくなるまでを書いています。その間に中国自体がいろいろ変化するんですよね。よく分らなくなって調べた けど、よく分らなかった。毛沢東の時代に何度もいろいろ変わってるんですね…。

本当に人に傅かれて育っているので、収監されてからも使用人扱いしていたお世話係がキレるところも好きです。そうやってキレられたり、部屋を変えられて他人の中で暮らしていくことで、真人間に戻っていくんですけどね。

それにしても、教授は本当に英語も演技も下手すぎますね。音楽だけにしておけばよかったのに。音楽は超絶素敵です。フレーズ聞くとああ、教授ってわかるところがもう映画音楽っぽいじゃないですか。

そこのラストシーンは余韻が残るような、残らないような(ぶった切りでもある)感じがすごく好きです。最後は自分が住んでいたところに入場料を払ってはいるんだよね、そこからもう、グッとくるわけですよ。おじいちゃんの笑顔もね。

The Bourne Legacy

ボーン・レガシー(2012/トニー・ギルロイ

最強の暗殺者を生み出すCIAの極秘プログラム、トレッドストーン計画とブラックブライアー計画。その最高傑作として生み出されたジェイソン・ボーンが、失った記憶を追い求めながら、自身の人生を大きく狂わせた同計画を白日のもとにさらそうと、CIAとの戦いに挑んでいた。その裏で、ボーンと匹敵する能力を秘めた暗殺者アーロン・クロス(ジェレミー・レナー)を巻き込むようにして、さらなる戦いと陰謀が動き出していく。そして、CIA上層部ですら認知していない2つの計画を上回るプログラムの存在があり……。

WOWOWで録画したのを見ました(2014/08/03)

トニーさんはボーンシリーズの脚本家。ダグ・リーマンの一作目は好きだけれども、これはB級だった。

ボーン・アイデンティティと同時進行らしいです。でも、場所はニューヨークではなくマニラ。最初のシーンはなんか山の中。

そして、主演は俺の中ではホークアイ(アベンジャーズ)のジェレミー・レナーと、ボーンシリーズのスピンアウト感が満載すぎる(←ジェレミーが主役級の俳優とは思えないので)実際スピンアウトなんだけど。

山の中でなんらかのトレーニングをしているアーロン・クロス(ジェレミー)の命が狙われるというのが大筋なんですが、その狙われる理由というのが超人セラムを打ってCIAに都合のいい諜報員を作ろう計画がばれるの怖いから全部殺しちゃおう!というものだったりするわけで、他の被験者は簡単に薬一錠で殺されているんです。

ジェイソン・ボーンも同じような計画の被験者の1人らしいです。これ、続きのやつ見てないから見た方がいいのかな…。ボーン・アイデンティティは面白かったですよ。

いろいろご都合主義だったりするんですが、まあ、テンポの速いバイクチェイスとかで最後まで持って行かれます。

これ、スケールがでかいのか小さいのかがすごく分りづらい…。

レイチェル・ワイズは、美魔女認定ですね。あんまり年をとらない…。それにいつも賢い設定だったりする印象です。博士とかそういう系の。そんな研究ばっかりしてる人があんなに走れないと思うけどなあ…まあいいか。

結局、2人で逃避行なんですよね。なんだか、ちょっとした007気分ですね。レイチェル・ワイズはダニエル・クレイグの嫁。